畠中 孝さん
(大阪府出身ネギ白子町)
令和5年5月就農
会社勤務を経て、就農を希望して千葉県農業者総合支援センターより長生農業独立支援センターを紹介してもらい訪れ、当センターの実践研修を1年間行いました。
研修中に白子町に農地が確保できたため令和5年5月に就農しました。
就農を希望した動機・きっかけ
生涯働ける仕事として、農業を始めようと思いました。
また、自営することで家族との時間を大切に出来ると考え就農を希望しました。
就農地を選んだポイント
長生農業独立支援センターで紹介していただいた実践研修先が白子町だったので白子町で就農する事に決めました。
現在の経営内容・目指す経営
現在はネギ(60a)、落花生(10a)を栽培しています。
目指す経営の姿は、1反歩辺りの収穫量を5トン以上に増やし、サラリーマン時代より稼げるようにしたいです。また、農業と家庭をしっかり両立させて、生涯農業を続けていくことが目標です。
就農時に苦労したこと
補助金を使用する際の詳細な内容がわからず、後々商品の変更が出来なかったり、予定以上の支払いが増えたりと苦労しました。
また、JAの出荷規格基準に合わなかったネギの販路を確保することが想像以上に難しく、収穫しても売り先の確保が出来ていないこともあったので大変苦労しました。稼ぎたい金額と収穫量、販路のバランスが非常に難しいと思いました。
就農に際して役立ったこと、
良かったこと
農業事務所の方に協力していただいて、就農計画を作成しました。
その際、計画を細かく作成するので苦労しましたが、自分の営業を明確にすることが出来たので、とても勉強になりました。
また、初年度の品種の選定と播種、定植時期の計画も農業事務所の方に組んでいただきました。その計画のおかげで大きな失敗もなく、収穫が出来たので非常に役立ちました。
就農支援制度の利用
長生農業独立支援センターの実践研修時に就農準備資金を活用しました。
また、経営開始後に経営発展支援事業と青年等準備資金を現在活用しています。
新規就農を志す後輩へのメッセージ
農業は楽しくてやり甲斐がありますが、野菜そのものの需要と供給のバランスはほとんどの野菜が供給過多のように感じます。栽培技術や販路などが整ってから全力で取り組んでも遅くないように感じます。
バスツアーの見学先にて
研修先の師匠と
育苗ハウス
作業の様子
初収穫